アレキサンドライトの効果は成功・才能開花・魔除け・ポジティブ・愛です。
「世界五大宝石」の1つとも呼ばれるパワーストーン「アレキサンドライト」についてまとめました。
アレキサンドライトの効果
アレキサンドライトの主な効果は次の通り。
①成功
発見当初から王族や貴族たちに愛用されてきたアレキサンドライトは、人間的成長を促して成功をもたらすパワーストーンと言われている。
「才能や個性的な魅力を引き出し、高いレベルで人間的な成長を遂げる」「自分の人生を思い描いた通りに実現する」など、成功へと導いてくれる。
②才能開花
アレキサンドライトが昼と夜で色が変わって見えるという性質は変革を象徴している。持ち主の意識に変革をもたらし、秘めた魅力や才能、可能性を最大限に引き出してくれる。
③魔除け
アレキサンドライトには危険回避の効果もある。悪運や悪縁を断ち切り、どんな逆境にいても良い方向へと軌道修正してくれる。
④ポジティブ
アレキサンドライトは精神的成長を促し、前向きで明るく、寛大な心を養ってくれる。人としての魅力を高め、人間関係や恋愛面でも良い影響をもたらす。
⑤愛
アレキサンドライトを身につけることで自尊心や博愛精神が高められる。自分を大切にしながら、周囲の人たちにも真っ直ぐな愛情を与えられるようになる。大切な人たちとの絆を深めていくことができるようになる。
アレキサンドライトがおすすめな人
アレキサンドライトがおすすめな人は次の通り。
- 才能や個性的な魅力を引き出したい人
- 人として成長したい人
- 自分の思い描いた人生を歩みたい人
- 悪運や悪縁を断ち切りたい人
- 逆境から抜け出したい人
- 前向きで明るく寛大な心が欲しい人
- 自尊心や博愛精神を高めたい人
- 大切な人との絆を深めたい人
- 6月生まれの人
- 双子座の人
- 結婚45周年の贈り物が欲しい人
アレキサンドライトと相性の良い石
アレキサンドライトと相性の良い石は次の通り。
- ムーンストーン
- 水晶
- ダイヤモンド
- カイヤナイト
- プレナイト
アレキサンドライトの浄化方法
アレキサンドライトの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | 〇 |
流水 | 〇 |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
アレキサンドライトの豆知識
アレキサンドライトのその他の情報は次の通り。
名称の由来
アレキサンドライトが発見された際、非常に珍しい性質を持つ石として当時のロシア皇帝ニコライ1世に献上された。石が献上された1830年4月23日が皇太子であるアレクサンドル2世の12歳の誕生日だったため、皇太子の名前から「アレキサンドライト」と名付けられたと言われている。
特徴
アレキサンドライトは「昼はエメラルド、夜はルビー」と言われる石で、日中の太陽光の下では緑がかった青色の輝きを放ち、夜のロウソクの明かりや白熱灯の光の下では紫がかった赤色に変化するという非常に珍しい性質を持つ。変色効果を持つ鉱物は他にも多々あるが、これほど劇的な変化を見せる石は他にないとされ、「変色する宝石の王」とも呼ばれている。
鉱物としては「クリソベリル(金緑石)」の変種で、天然のアレキサンドライトは元々産出量が少なく、採掘に限りがあるため大変希少。天然のアレキサンドライトはインクルージョンが混じり込んでいることが多く、インクルージョンの少ない高品質のものが採掘されるのは非常に稀で、市場でもなかなか出回っていない。
良質なアレキサンドライトが採れることで有名なのはロシアのウラル山脈だが、かなり稀産のためロシア産というだけで高値を付けられている場合がある。同じロシア産でもウラル山脈以外は傷やインクルージョンが多かったり、あまり良質とは呼べないものが多いとされている。
ブラジル産のアレキサンドライトは、ウラル山脈産ほどではないが良質なものが稀に採掘される。スリランカや東アフリカなど他にもアレキサンドライトの産地はあるが、やはり傷やインクルージョンがある質があまり良くないものが多いため、人工的な処理が施されていることが多い。
基本的にインクルージョンの多いアレキサンドライトだが、カボションカットにした際、細長いインクルージョンが平行に並ぶことでキャッツアイ効果(シャトヤンシー)が見られることがある。「アレキサンドライトキャッツアイ」と呼ばれ、中でも宝石質のものは高額で取引されている。
アレキサンドライトは人工的に作り出せる宝石であり、ウラル山脈産のアレキサンドライトに近い美しさを再現したものも作られている。人工的に作られたと言っても、美しく仕上げるには手間も技術もコストもかかるため、安価ではなく、流通している量も多くはない。
歴史・伝説
アレキサンドライトは1830年にロシア皇帝ウラル山脈東側のトコワヤにあるエメラルド鉱山で発見された。発見当初はエメラルドだと思われていたが、太陽光の下と夜の人工照明の下で色が変化するという、他の石では見られない性質がすぐに発見された。非常に珍しい石として当時のロシア皇帝ニコライ1世に献上された。
この石が持つ赤と緑がロシア帝国の旗を反映していて、国民の注目を集めて人気を博したという。現在では世界四大宝石のダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアに、アレキサンドライトを加えた「世界五大宝石」の一つとして取り扱われることもある。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 金緑石(きんりょくせき) Chrysoberyl(クリソベリル) |
主な原産地 | スリランカ・ブラジル・ロシア・インド・タンザニアなど |
分類 | 酸化鉱物 |
化学組成 | BeAl2O4 |
結晶系 | 斜方晶系 |
劈開 | 二方向に明瞭 |
硬度 | 8.5 |
比重 | 3.8 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 光の種類によって青緑色や赤紫色に見える |
まとめ
アレキサンドライトの情報を探している方の参考になれば幸いです。