カーネリアンの効果は勝利・成功・積極性です。
「魔力の石」「悟りの石」とも呼ばれるパワーストーン「カーネリアン」についてまとめました。
カーネリアンの効果
カーネリアンの主な効果は次の通り。
①勝利
カーネリアンは古くから護符としても使われている。不幸や失敗を防いで勝利をもたらすパワーストーン。明るく前向きに未来を切り開いていけるようにサポートしてくれる。
②成功
カーネリアンは不安や迷いなどマイナスな感情を消し去り、初期に多いトラブルも上手く対処、回避できるようサポートしながら成功へと導いてくれる。
特に転職や起業するなど新しいビジネスに挑戦する時におすすめのパワーストーン。
③積極性
カーネリアンにはやる気や勇気などプラスとなる気力を湧きあがらせ、集中力・思考力・判断力を高めてくれる効果がある。何事にも向上心を持って積極的に行動していけるようになる。
カーネリアンがおすすめな人
カーネリアンがおすすめな人は次の通り。
- 転職や起業をしたい人
- 新しいことにチャレンジしたい人
- 目標を達成したい人
- 迷いや不安を無くしたい人
- 無気力でやる気が出ない人
- 面接や試験で力を発揮したい人
- 7月生まれの人
- 乙女座の人
カーネリアンと相性の良い石
カーネリアンと相性の良い石は次の通り。
- シトリン
- ガーネット
- ペリドット
- タイガーアイ
- ルチルクォーツ
- ラピスラズリ
- 水晶
- アメジスト
カーネリアンの浄化方法
カーネリアンの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | 〇 |
流水 | 〇 |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
カーネリアンの豆知識
カーネリアンのその他の情報は次の通り。
名称の由来
カーネリアンの名称の由来には3つの説がある。
ラテン語で肉を意味する「carnis」が語源となった説。同じくラテン語で新鮮を意味する「carneolus」が語源となった説。もう一つはさくらんぼの実に似ていることから果実を意味する「kernel」が語源となった説。
特徴
カーネリアンはカルセドニー(玉髄)の中で全体が赤色や橙色をしたものを指す。和名では「紅玉髄(べにぎょくずい)」と呼ばれている。
カルセドニーは石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり固まったもので、含まれる不純物によって様々な色があり、それぞれ色によって別の名称が付いている。
縞模様がある玉髄は瑪瑙(めのう)と言い、カーネリアンの赤色に縞模様が入っているものは「サードオニキス(赤縞瑪瑙)」と呼ばれる。
玉髄と瑪瑙は縞模様があるかないかの違いだけで、成分的な違いはほとんどない。カーネリアンなのにレッドアゲートと表記して販売されているなど、認識が混在して取り扱われていることが多い石になる。
カーネリアンの赤色は微量の鉄分が含まれることによって発するが、基本的に産出時は赤色が薄い状態で、市場に出回っているカーネリアンのほとんどは加熱処理や着色処理などの加工が施されている。
歴史・伝説
カーネリアンの歴史は古く、紀元前2500年頃のメソポタミア文明のウル王の墓より、カーネリアンを加工して作られた首飾りが発見されている。
フランス皇帝ナポレオン・ボナパルトがカーネリアンで作った八角形の印章を生涯大切に身につけていたという話は有名。
イスラム教の教祖マホメットは、護身のためにカーネリアンの印章を指輪にはめ込み、小指につけていた。マホメットが身につけていたことから「魔力の石」「悟りの石」とも呼ばれるようになった。
鉱物データ
別名 | 紅玉髄(べにぎょくずい) |
鉱物名 | 玉髄(ぎょくずい) Chalcedony(カルセドニー) |
主な原産地 | ブラジル・ウルグアイ・インド・インドネシア・アメリカなど |
分類 | 酸化鉱物 石英グループ |
化学組成 | SiO2 |
結晶系 | 六方晶系 |
劈開 | なし |
硬度 | 6~7 |
比重 | 2.59~2.61 |
条痕 | 白色 |
光沢 | 蝋光沢・ガラス光沢・無光沢・脂肪光沢・絹糸光沢 |
色 | 赤色・橙色 |
まとめ
カーネリアンの情報を探している方の参考になれば幸いです。