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秩父今宮神社(八大龍王宮)のご利益で大願成就!八大龍王の御神徳であらゆる願い事を叶える

2019年9月21日

秩父今宮神社 八大龍王宮

大きな願い事を叶えたいなら秩父今宮神社(八大龍王宮)がおすすめです。

八大龍王様の御神徳で金運だけにとどまらず森羅万象あらゆる願いを引き寄せることができます。

八大龍王様は龍神の中でも神格が高いので、八大龍王様が応援してくれるようになると他の龍神様も自分のために働いてくれるようになります。ぜひご縁を結ぶことをおすすめします。

この記事では、秩父今宮神社(八大龍王宮)のご利益や必ず手にしたい授与品、おすすめの参拝方法などをまとめました。

最大限に幸運を引き寄せる龍神祝詞を使った参拝方法もご紹介していますので、大願成就するためにもぜひ秩父今宮神社に参拝してみてください。

*授与品の金額はお受けした当時の金額です。

秩父今宮神社(八大龍王宮)のご利益

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

八大龍王様は水を司る神様の化身です。

「生命のおおもと(生きる力)」を授ける御神徳をお持ちで、金運や財運、縁結び、除災招福など森羅万象あらゆる願いを引き寄せてくれます。

歓喜、大海、宝、多舌など八様の働きをされているので、何でも願い事を聞いてくださります

秩父今宮神社(八大龍王宮)で必ず手にしたい授与品

秩父今宮神社(八大龍王宮)で必ず手にしたい授与品は2つあります。

三体守

秩父今宮神社(八大龍王宮)の三体守

秩父今宮神社(八大龍王宮)の三体守

三体守は八大龍王神・聖観世音菩薩・神変大菩薩(行者様)の3体の神仏の力が1つになったお守りです。3体重ねて持つと神仏合わせたお力を頂くことができます。

  • 八大龍王神…生命のおおもと(生きる力を授ける)
  • 聖観世音菩薩…慈悲の御心
  • 神変大菩薩…八大龍王神を祀った御神徳

三体守は神恩感謝以外にも良縁成就や商売繁盛など様々ありますが、神恩感謝(しんおんかんしゃ)の三体守がおすすめです。初穂料1,000円でお受けできます。

神恩感謝とは

神様に感謝し、神様の発展を祈るお祈り

ちなみに、江戸期まで巡礼者は八大宮を詣でた後、観音堂に詣でるのを通例としていましたが、明治の神仏分離で今宮神社と今宮坊(今宮観音堂)に分離されました。

今宮坊は秩父今宮神社から徒歩2分程度なので、秩父今宮神社で参拝した後、この三体守を持って今宮坊の観音様にもご挨拶すると、最大限にご利益を授かることができます。

白龍守り

秩父今宮神社(八大龍王宮)の白龍御守

秩父今宮神社(八大龍王宮)の白龍御守

白龍は古代中国で天上界の皇帝である天帝に使えている龍です。特に空を飛ぶ速度が速く、白龍に乗っていれば他の龍は追いつくことができないので、他の追随を許さない力を持った龍でもあります。

また、白は五行の金にあたりますが、白龍が物を吐くとそれが地面に入って金になると言われているので非常に縁起の良い存在です。

五行

五行

白は再生を意味し、古代の日本では白は神様を象徴する神聖な色とされてきました。

秩父今宮神社に行った際はぜひ白龍御守も手にすることをおすすめします。白龍御守は1体2,000円でお受けできます。

秩父今宮神社(八大竜王宮)ならではの魅力

秩父今宮神社(八大竜王宮)ならではの魅力は3つあります。

①御神水

秩父今宮神社(八大龍王宮)の清龍の滝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の清龍の滝

秩父今宮神社の清龍の滝では御神水を頂くことができます。御神水は一粒万倍と言われ、一滴でそのご利益は絶大と言われています。

御神水は秩父最古の泉・龍神池より湧き出る武甲山の伏流水で、お清めの霊水として珍重されています。2008年には環境省指定の平成の名水百選に選ばれたほどの清らかなお水です。

清龍の滝の説明

清龍の滝の説明

私は空の500mlのペットボトルを持って行って御神水を頂きました。ペットボトルを忘れた場合、小さな水入れをお札場で無料で頂くことができるので、そちらに入れましょう。

小さな水入れに入れた秩父今宮神社の御神水

小さな水入れに入れた秩父今宮神社の御神水

御神水はお水に一滴たらして飲んだり、お風呂に数滴入れて禊をするために使います。飲むのが不安な方はお風呂の方が良いでしょう。

清龍の滝ではお金や指輪、ブレスレットのお清めもできます。お金を清める場合は銭洗いの袋が無料で用意されているので、御神水で清めた後、袋に入れてお財布に入れます。

100円を洗い清めると100万円に、500円を洗い清めると500万円にとご利益を期待していると書かれています。

清龍の滝の水入れと銭洗いの袋の説明

清龍の滝の水入れと銭洗いの袋の説明

池に落とさないように注意とも書かれていました。

清龍の滝の注意書き

清龍の滝の注意書き

②龍神木

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

秩父今宮神社には樹齢1,000年を超えるとされている龍神木があります。

千年欅(せんねんけやき)や洞木(どうぎ)とも呼ばれ、江戸時代には武士が龍神木に馬をつないだことから駒つなぎの欅とも呼ばれていました。

龍神木の上には大きな洞(ほら)があり、そこに龍が住んでいると言い伝えられています。

1991年元旦祭の準備の時には龍神が姿を現す出来事が起こったそうです。

祭事のために氏子たちが社殿の清掃を始め、本殿にある龍神の御神体を清めようと社殿前に運び出した時、周囲に風が舞い起こり竜巻が発生しました。

宮司さんが「おおー」と警蹕(けいひつ)を上げると、竜巻は龍神の姿へと変化して飛び上がり、空を駆けて20メートルほど離れた龍神木の洞に吸い込まれるように消えていったそうです。

警蹕(けいひつ)とは

神事などの時に声を立てて先祓いすること。神社では天皇や貴人の出入りの際、周囲の人々が不敬な行為をしないように警戒をうながすために発する声。

夏の時期には「幸福を呼ぶ」とされるフクロウ(アオバズク)が、子育てをしに龍神木の洞へと舞い戻ってきます。10月頃には南国へと巣立っていくので、この期間中に見ることができれば運氣上昇が期待できます。

龍神木にはハート型の穴もあります。「見つけた人は恋愛成就などのご利益がある」と口コミで噂されているので、ぜひチェックしてみてください。

③龍神池

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神池

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神池

秩父今宮神社入り口の右手には、秩父の霊山・武甲山(ぶこうざん)の伏流水が湧き出ている秩父最古の泉があります。

龍神の仮の姿である霊泉から龍神池と呼ばれています。

古来、農耕国の人々にとって国家安泰、万民幸福の神徳を求めるには水神を祀ることが重要でした。信州諏訪の勢力が西暦100年前後に秩父に移住し、この地に湧き出る武甲山からの霊泉に水神を祀ったのが秩父今宮神社の始原と言われています。

毎年4月4日に執り行われる水分祭(みくまりさい)では、龍神池のお水を今宮神社に授与しています。霊験あらたかな水で今でも大切に扱われています。

秩父今宮神社(八大竜王宮)とは

秩父今宮神社は日本有数の古社です。修験道の開祖の役行者(えんのぎょうじゃ)が訪れて八大竜王を祀り、後に真言宗の開祖の空海が訪れて大日如来を祀ったことで修験者の聖地となりました。

修験者たちが各国拝礼所に詣でる際の拠点にしていたのが八大竜王宮です。

龍神を祀る場所には3つの条件が必要であると秩父今宮神社に伝わっています。

  • 霊山がある=武甲山
  • 洞がある=龍神木の大きな洞
  • 湧き水がある=龍神池

これら全て揃っていた場所だったので八大龍王という格式の高い龍神を祀ることができたそうです。

秩父今宮神社(八大竜王宮)の御祭神

秩父今宮神社(八大竜王宮)の御祭神はこちらです。

  • 八大龍王神
  • 伊邪那岐命/いざなぎのみこと
  • 伊邪那美命/いざなみのみこと
  • 須佐之男命/すさのおのみこと
  • 宮中八神/きゅうちゅうはっしん(御巫八神/みかんなぎ)
  • 役尊神/えんのそんしん
  • 聖観音神/しょうかんのんしん
  • 八幡神/はちまんのかみ
  • 稲荷神/いなりのかみ
  • 大国主命/おおくにぬしのみこと
  • 市寸島比売命/いちきしまひめのみこと
  • 稚霊日神/わくむすびのかみ
  • 栲幡千々姫/たくはたちぢひめ
  • 菅原道真公/すがわらのみちざねこう

それぞれの神様について詳しく見ていきましょう。

なお、役尊神、聖観音神、稲荷神、市寸島比売命については「おすすめの順路と参拝方法」の方で詳しくご紹介します。

八大龍王神とは

八大龍王神の御名はこちらです。

  • 難陀(なんだ)…大海に棲み雲を呼び、雨を降らす秘力を持つ龍王
  • 跋難陀(ばつなんだ)…難陀の弟、雨を降らす秘力を持つ龍王
  • 娑伽羅(さがら)…雨乞いなど護国修法のご本尊、密教を守護する龍王
  • 和修吉(うわすきつ)…宝有、多頭を持ち水中に棲む龍王
  • 徳叉迦(とくさつ)…多舌、毒視(怒って凝視すると人の命が絶える力)を持つ龍王
  • 阿那婆達多(あなばたった)…雲山頂に棲み人間世界を潤す龍王
  • 摩那斯(まなし)…大力大身であるが情け深い龍王
  • 優鉢羅(うはら)…青蓮華の生ずる池に棲み清浄なる龍王

八大龍王は仏教の開祖である釈迦の使いでもあり、釈迦誕生の際には祝福のために天より甘露(かんろ)を降らせた高い神格を持つ龍神です。秩父今宮神社では雨乞の神様として崇められています。

甘露(かんろ)とは

神が常用する飲物。蜜のように甘く飲むと不老不死になると伝わる。

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)・伊邪那美命(いざなみのみこと)とは

伊邪那岐命と伊邪那美命は神世七代の最後に出現した二柱の夫婦神です。高天原(たかまがはら)から淤能碁呂島(おのごろじま)に天降って国生みを行い、その後神々を生んだ神様です。

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伊邪那岐命と伊邪那美命は高天原の神々の命令で天浮橋(あめのうきはし)に立ち、協力して雨沼矛(あめのぬぼこ)で海をかき回し、淤能碁呂島を作った。その島に降り立って結婚し、現在の淡路島をはじめ大八洲(本州・四国・九州など)の島々を生み出した。神生みでは石・海・水・山・木・野・風・火・穀物など様々な神を生み出し、地上の神々の世界を創った。

伊邪那岐命と伊邪那美命は生成発展の夫婦神であることから、秩父今宮神社では縁結び・夫婦和合・子宝・安産・子孫繁栄などの御神徳があるとされています。

太古から龍神池で夫婦神を祀っていましたが、現在は本殿で他の神々と合祀されています。

合祀(ごうし)とは

二柱以上の神様を同じお社で祀ること

須佐之男命(すさのおのみこと)とは

須佐之男命は大海原・風雨を司り、荒ぶる性格を持つ神様です。

父神の伊邪那岐命が黄泉の国から帰り、日向の橘の小戸の阿波岐原で禊を行った時に鼻から生まれました。

八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、三種の神器の一つ草那芸之大刀(くさなぎのたち)を手に入れた神様として知られています。

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神聖な田の破壊、神殿に糞を撒き散らす、機を織る建物に皮を剥いだ馬を投げ込み天衣織女(あめのみそおりめ)を死にいたらしめるなど、須佐之男命の荒々しい粗暴が原因で、太陽神である天照大神は天岩戸(あめのいわと)に身を隠してしまう。高天原の神々によって天照大神は姿を現し、世界に太陽の光が戻ったが怒った神々は須佐之男命を追放する。追いやられた須佐之男命は出雲国の鳥髪(とりかみ)の地に降り立つ。弱者を助ける善神と一転した須佐之男命は厄災を脅かしていた八岐大蛇を退治する。八岐大蛇の退治がきっかけで災いを祓う神様として信仰が深まり、神仏集合により牛頭天王(ごずてんのう)と習合したことで疫除けの神様として崇められるようになる。

世が戦乱の日々を迎えて荒廃していた時、京都では平安時代から疫病に悩まされていたので、それを鎮めるため紫野の今宮神社疫社で須佐之男命を祀ります。

1535年秩父地方でも疫病が大流行したので、病魔・悪霊退散を祈って須佐之男命を今宮神社疫社から勧請し、八大竜王などの神々と合祀したのが「今宮八大宮」です。

勧請(かんじょう)とは

分霊を他の神社に移すこと。分霊しても元の神霊に影響はなく、分霊も本社の神霊と同じ働きをするとされている。

宮中八神(きゅうちゅうはっしん)とは

宮中八神(御巫八神/みかんなぎ)は天皇家の守護神です。日本書紀では壬申の乱の後、天武天皇の玉体安護を祈り、天皇家に祀ったことが起源だと伝わっています。八神の御名はこちらです。

  • 神皇産霊神(かみむすひのかみ)…万物生成の力を司り子孫を創り守る神、造化三神の一柱
  • 高皇産霊神(たかみむすひのかみ)…万物の生成を拡張する力を司る神、造化三神の一柱
  • 玉積産霊神(たまつみむすひのかみ)…育成、精神安定、知恵を司り、鎮魂の力を持つ神
  • 生産霊神(いくむすひのかみ)…進歩発展、未来志向の神
  • 足産霊神(たるむすひのかみ)…霊魂の働きを満足させ豊穣を司る神
  • 大宮売神(おおみやめのかみ)…喜びをもたらし調和を司る神、天照大神に仕えていた神
  • 御食津神(みけつかみ)…五穀豊穣を祈る食物の神、日々天皇のお供え物を司る神
  • 事代主神(ことしろぬしのかみ)…叡智、真実を司る神、皇族の守護神

あらゆる産霊(むすび)を司り、万物を生成・発展してくれる御神徳があります。

秩父今宮神社では役行者が八大竜王を祀る前から八大社を創建し、宮中八神の大宮売神を祀っていたと伝承されています。

八幡神(はちまんのかみ)とは

八幡神は第15代天皇の応神天皇(おうじんてんのう)が神格化した神様で、飛鳥時代から国家の守護神として崇められてきました。

応神天皇は仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)の間に生まれた第四皇子で、大陸の文化と産業を積極的に輸入して新しい国づくりをされた方です。

今では全国4万社を超える八幡社の神様(八幡さま)として親しまれていて、主に諸願成就、仕事運、金運の御神徳があります。

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古事記では品陀和気命(ほむだわけのみこと)、大鞆和気命(おおともわけのみこと)、日本書紀では誉田別尊(ほむたわけのみこと)と伝わる。欽明天皇の時代(571年)、豊前国(現大分県)宇佐の地で「われは誉田の天皇広幡八幡麿(すめらみことひろはたやはたまろ)なり」という八幡神のお告げにより八幡総本宮宇佐神宮で祀ったのが八幡信仰の起源。また、「われの名は護国霊験威力神力大自在王菩薩(ごごくれいけんいりょくじんつうだいじざいおうぼさつ)で、神道として垂迹(すいじゃく)せしものなり」と告げたことで仏教の守護神にもなった神様。(八幡大菩薩と呼ばれる)垂迹とは、仏や菩薩が民衆を救うために仮の姿で現れることを指す神仏習合思想。

大国主命(おおくにぬしのみこと)とは

大国主命は目には見えない世界のむすびの御霊力を司り、神事(かみごと)や幽事(かくりごと)を治める神様です。地上世界の国造りをして天照大神に国を譲った神様でもあります。

今では縁結びの神様として人々に崇められていますが、男女の縁だけではなく、万物が豊かに栄えていくためのあらゆる縁を結んでくれます

古事記では須佐之男命の六世の孫とされ、日本書紀では須佐之男命の子孫や七世の孫と伝わっていて、次のような数々の御神名をお持ちです。

  • 大己貴命(おおなむちのみこと)
  • 大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)
  • 所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)

中世以降、大国主命は神仏集合により七福神の大黒天と習合し、大黒様としても広く慕われています。

打ち出の小槌を持ち、大きな袋を担ぎ、米俵に乗った姿から象徴されるように「五穀豊穣・財福・商売繁盛」の御神徳が期待できます。

大国主命は誰にでも優しく、困り事や弱者の味方になってくれる神様です。それを象徴する「因幡の白うさぎ」を助ける神話があります。

因幡の白うさぎの神話

大国主命には八十神(やそかみ)という大勢の兄弟がいて、八十神は因幡国の美しい八上比売(やかみひめ)に求婚しに行こうと決めた。八十神が因幡国の気多の岬を通りかかった時、体の皮が剥かれて泣いている一匹のうさぎを見かけ、兄弟たちが「海水を浴びて風にあたるとよい。」と意地悪を言うと、うさぎは言われるがまま海に飛び込み、風当たりの良い丘の上で風に吹かれていたが、海水が乾いて傷がさらにひどくなり痛み出してしまう。そこへ兄弟たちの荷物を持たされ、後を追ってきた大国主命がやってきて、泣いているうさぎにどうして泣いているのか訳を聞くと、うさぎはこう言った。

私は隠岐島(おきのしま)に住んでいて、気多の国(現鳥取県気高群)に泳がないで渡る方法を考えていました。そこにワニ(サメ)が来たので、彼らの背中を利用するために「私の仲間の数とどっちが多いか比べよう。」と話を持ちかけました。私は数を数えるふりをしながらワニたちの背中を歩き、気多の岬まで渡ろうとしましたが、岬に着く寸前で「お前たちは私に騙されたのだ。」と言ってしまい、これに怒ったワニたちが仕返しに私の体の皮をすべてを剥いてしまったのです。痛くて泣いている私は先ほどここを通られた神々(八十神)の教えに従ったところ、前よりももっとひどくなり痛くて泣いていたのです。

それを聞いた大国主命は「すぐに真水(川の水)で体を洗いなさい。川口の蒲(がま)の花を摘んで敷きつめるからその上に寝転ぶと良い。」と言った。それに従ったうさぎは体から毛が生えはじめ、元通りの白兎に戻った。助けてもらった白うさぎは「大勢の兄弟たちは八上比売を手に入れることはできません。袋を背負っていて遅く登場したとしても、あなた様が手に入れるでしょう。」と予言をする。大国主命が兄弟たちよりずい分遅れて因幡の国に着いた時、兄弟たちは八上比売に求婚していたが、八上比売が選んだのは白うさぎを助けた大国主命だった。

稚霊日神(わくむすびのかみ)とは

稚霊日神は作物を生成する力を司る神様で、農耕神や五穀神として崇められています。農業守護、五穀豊穣、開運招福、災難除け、子孫繁栄などの御利益があります。

御神名の稚・和久(わく)は「若い」、霊日・産巣日(むすび)は「生成・完成する」を意味します。自然を育てる若々しい生成力を神格化した存在です。

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古事記では伊邪那美命(いざなみのみこと)が火の神 火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生み、陰部を焼かれて苦しんでいる時に漏らした尿(ゆまり)から生まれた神様とされ、和久産巣日神の神名で伝わる。日本書紀では伊邪那美命が火の神 火之迦具土神を生んだ後、埴山姫(はにやまひめ)と罔象女神(みつはのめのかみ)の神を生む。埴山姫と火之迦具土神の間に生まれた子が稚霊日神と伝わる。

栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)とは

栲幡千々姫は衣食住の「衣」を司る女神で、機織りや実りの神として崇められています。

神代では上等な織物は神に対する最高の贈り物であり、穢れのない乙女が神の衣を織る儀式に使われるほど重要とされていました。

清らかな機織りの姿をした栲幡千々姫は天上界の神様に美しい織物を捧げる役割を持っています。神聖な巫女のような存在でもあり、天上界の神々と地上界の間をつなぐ神様です。

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栲幡千々姫は造化三神の高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の娘で、天照大神の御子神の天忍穗耳尊(あめのおしほみみのみこと)と夫婦になった神様。二柱の間には瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が生まれる。瓊瓊杵尊は天孫降臨の際に大きな働きをした神様。古事記では万幡豊秋津師比売命(よろづはたとよあきつしひめのみこと)、日本書紀では栲幡千々姫(たくはたちぢひめ)、栲幡千々姫萬幡姫命(たくはたちぢひめよろづはたひめのみこと)、天萬栲幡媛命(あめのよろづたくはたひめのみこと)、萬幡姫(よろづはたひめ)の御神名がある。  

菅原道真公(すがわらのみちざねこう)とは

菅原道真公は学問・至誠・厄除けの神様です。稲荷神や八幡神の次に国内の天満宮で祀られています。

菅原道真公は平安時代に活躍した学者・詩人・政治家です。天穂日命(あめのほひのみこと)の子孫で、曾祖父の菅原古人公(すがわらのふるひと)の時代から学問をもって朝廷に仕えた家柄の子でもあります。

「唐(宗)に渡って禅師のもとに参禅し、奥義である衣鉢を受けた」という伝説から、室町時代に文学神として禅僧の間で道真公の信仰が広まりました。

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幼少時代より学問の才能を発揮し、藤原氏の世襲が当たり前だった当時、藤原氏を抑えるため国家に尽くしたことで宇多天皇の信頼を得て右大臣まで昇りつめる。学者が政治家として天皇に重用され、出世することはとても珍しく異例だったため、その勢威をねたんだ藤原時平らの讒奏(ざんそう)に遭ってしまう。(讒奏とは人を陥れるため偽りの情報や実際の情報より悪く主君や権力者に密告すること)

これにより突然京都から太宰府へと左遷させられ、大宰府浄妙院で謹慎していたが、903年病によって59歳で亡くなってしまう。門弟であった味酒安行(うまさけやすゆき)が御亡骸を牛車に乗せて進むと牛が伏して動かなくなってしまい、「これは道真公の御心によるものであろう。」とその地に埋葬することに決めたのが九州にある太宰府天満宮。立派な社殿が建立された後、道真公の無実が証明されたことで「天満大自在天神(てんまだいじざいてんじん)」という神様の位を贈られ、天神様として崇められるようになる。

菅原道真公が亡くなったあと909年に藤原時平が亡くなり、913年には菅原道真を左遷に追いやったとされる右大臣・源光が溺死、923年には醍醐天皇の皇子保明親王、925年に慶頼王が相次いで亡くなり、930年には清涼殿が落雷をうけたことにより多くの朝廷用人が亡くなる。朝廷は京都で起こった数々の異変は菅原道真公の祟りだとし、菅原道真公の魂を鎮めるため京都の北野天満宮に祀ったことでさらに天神さんの信仰が広まった。

江戸時代には各地に読み書きを教える寺子屋が普及するが、教室には天神様が祀られ、道真公の御神影も掲げられ、学業成就や武芸上達が祈られてきた。菅原道真公は漢文学に詳しく和歌も得意であったことから、文学や和歌の神様、書道や習字の神様としても崇められている。これらの経緯で天満宮は学問の神様として信仰され続けている。

秩父今宮神社では2020年2月に菅原道真公を祀るお社が創建されます。学業向上や合格祈願を願う方はぜひご挨拶しましょう。

秩父今宮神社(八大竜王宮)の歴史

672年壬申の乱の前後、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)の導きで、天武帝に協力した秩父勢力は発展を遂げます。栄えた秩父に役行者が修行に訪れ、霊泉のそばに八大龍王を合祀したことがきっかけで秩父今宮神社が発展しました。

825年には日本の真言宗の開祖である空海が訪れ、橋立寺の洞窟内部に道場を開き、37日間の護摩秘呪を行って大日如来を祀ります。(橋立寺はのちの今宮坊ゆかりの寺になる)

984年に大宮山満光寺、1038年に長岳山正覚院金剛寺が建てられ、平安中期に観音堂、平安後期には八大権現社が建立され、数多くの修験者が集いました。

室町時代末期になると全国的に疫病が流行り、1535年には秩父地方でも疫病が大流行したので、病魔退散を願い京都今宮神社から須佐之男大神を勧請し、秩父今宮神社の社殿が創建されました。

1569年からは本山派 修験聖護院の直末二十六寺の一寺となり、諸国でも有名となった修験道場は修験者たちの一大拠点として栄えます。

江戸時代は今宮八大宮、八大権現社と呼ばれる神社と、長岳山正覚院金剛寺、大宮山満光寺、今宮観音堂(札所十四番)、橋立観音堂(札所二十八番)と分けて呼ばれていましたが、これらを総称し「今宮坊」として神仏習合の一大霊場となりました。

1868年明治政府の神仏分離令により修験道は廃止になり、今宮坊は余儀なく分離され、今宮神社などの神社と今宮観音堂や橋立観音堂などのお寺は独立して管理されるようになります。

しかし、独立して管理される前の御神体や御朱印、社宝、古文書などの歴史は書き写されて残っていたため、それらを継承して現在に至ります。

秩父今宮神社で最大限に幸運を引き寄せたい時の参拝方法

秩父今宮神社(八大龍王宮)の拝殿

秩父今宮神社(八大龍王宮)の拝殿

秩父今宮神社の拝殿では次のように参拝すると、八大龍王のご利益を最大限に引き寄せることができます。

  1. 二拝して自分の生年月日と名前、住所を言う
  2. 祓詞(はらえことば)を2回唱える
  3. 龍神祝詞(りゅうじんのりと)を1回唱える
  4. 二拝二拍手一拝
  5. 八大龍王の真言を18回唱える

1つずつ詳しく見ていきましょう。

なお、秩父今宮神社は多くの参拝客がいらっしゃいます。祝詞の奏上は時間がかかるので、他の方のご迷惑にならないよう端によって唱えるようにしてください。「目の前で唱えないと意味がない」などはありませんので、端によって唱える形で大丈夫です。

①二拝して自分の生年月日と名前、住所を言う

まずはお賽銭を入れて二拝してから「私は1980年1月1日生まれの山田太郎です。東京都江戸川区〇〇1-1-1に住んでいます。」と自己紹介します。

初めて人と会った時も自己紹介するように、神様にもきちんと自己紹介することが大切です。声に出して言っても良いですし、心の中で言っても大丈夫です。

お賽銭は100円玉がおすすめです。

②祓詞(はらえことば)を2回唱える

祓詞を2回唱えます。祓詞を唱えると、祓戸の神々の御神力により様々な災難や罪穢れを祓うことができ、神様の前にいるにふさわしい清らかな状態になることができます。

こちらも声に出しても良いですし、心の中で唱えても大丈夫ですが、抑揚をつけずゆっくりと読むのがポイントです。

抑揚とは

文章の調子を上げたり下げたり、また強めたり弱めたりすること。イントネーション。

祓詞

→祓詞のPDFをダウンロードする

<意訳>口に出してお名前を申し上げるのも恐れ多い伊邪那岐大神が、筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原で禊祓いをなされた時にお生まれになった祓戸の大神等よ、様々な災難や罪穢れがあるならば、お祓いくださいお清めくださいと申し上げる事をお聞き届けくださいと恐れ多くも申し上げます。

③龍神祝詞(りゅうじんのりと)を1回唱える

龍神祝詞を1回唱えます。龍神祝詞は龍神様とご縁を結び、願い事を成就させたい方におすすめの祝詞です。

こちらも声に出さず、心の中で唱える形で大丈夫です。ポイントは祓詞と同様、抑揚をつけずゆっくりと読むことです。

龍神祝詞

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<意訳>高天原に鎮座し天と地にお姿を現す龍王は、宇宙の創造主のお使いであり、あらゆるものを産んで育て、万物を支配する王なので、十種の御寶(饒速日命(にぎはやひのみこと)が天降りする際に、天神御祖(あまつかみみおや)から授けられた宝)に姿を変え、自由自在に天上界、地上の世界、人間界を治める龍王神を敬い、六根(眼、耳、鼻、舌、身、意の6つの感官能力)すべて一筋にお仕え致します。愚かな心を戒め、生きとし生けるものの罪穢れ、あらゆるものの病や災いを祓い清め、萬世界をお治めくださいますようお願い申し上げます。六根で思う大きな願いが成就するよう恐れ多くも申し上げます。

④二拝二拍手一拝

二拝二拍手の後、神恩感謝と3回声に出して唱えるか、心の中で唱えます。神恩感謝は神様の生成発展を願うお祈りです。その後、一拝します。

⑤八大龍王の真言を18回唱える

「真言を唱えさせて頂きます」と言ってから、合掌して八大龍王の真言を18回唱えます。

八大龍王の真言はサンスクリット語で「オーン メーガーシャナーヤ スヴァーハー(oṃ megha-aśanāya svāhā)」です。

日本語の「おん めいぎゃ しゃにえい そわか」よりサンスクリット語の方が効くのでおすすめです。

声に出しても良いですし、心の中で唱える形でも大丈夫です。時間が許すようであれば108回唱えるとさらに良いです。

唱え終わったら一礼し、参拝は完了です。

秩父今宮神社のおすすめの順路と参拝方法

秩父今宮神社(八大龍王宮)のおすすめの順路と参拝方法をご紹介します。

①入り口から入って龍上観音にご挨拶する

秩父今宮神社(八大龍王宮)の入り口

秩父今宮神社(八大龍王宮)の入り口

こちらの入り口から入ると右手にすぐ龍上観音様がいらっしゃいますのでご挨拶しましょう。

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍上観音

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍上観音

龍上観音は救いを求める相手によって様々な姿に変え、大慈悲と智慧で人々の苦しみを取り除き、さらに幸運をもたらしてくれます。

愛情・財産・出世の運を呼び込み開運に導いてくれる観音様です。富貴吉祥のシンボルである龍神に乗り、人々を救いに来るお姿から龍神観音とも呼びます。

悪運を断(辰)ち開運を招く龍神と、あらゆる願いを叶えてくれる観音菩薩の霊力が一体となり、守護開運力を招いてくれる龍上観音のご利益は壮大です。

横には龍神池が広がっています。武甲山(ぶこうざん)の伏流水が湧き出ている秩父最古の泉です。

②手水舎で身を清める

秩父今宮神社(八大龍王宮)の手水舎

秩父今宮神社(八大龍王宮)の手水舎

入り口から真っ直ぐに進むと手水舎があるので身を清めます。

③拝殿で参拝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の拝殿

秩父今宮神社(八大龍王宮)の拝殿

手水舎で身を清めたら拝殿で参拝します。参拝方法は先ほどご紹介した方法がおすすめです。

拝殿の左手に御朱印所があるので、御朱印や授与品を頂きましょう。ちなみに、一粒万倍日に行くと金の御朱印を頂くことができます。

④龍神木で参拝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

秩父今宮神社(八大龍王宮)の龍神木

境内左手にある龍神木で参拝します。樹齢1,000年を超えているとされている御神木です。

⑤役尊神祠で参拝

修験道の開祖である役小角(えんのおづぬ)大神(役尊神)を祀る祠です。飛鳥時代や白鳳時代の呪術者で、701年頃今宮の池に八大龍王を祀った方です。

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役尊神は634年葛城生まれ、本名を役小角(えんのおづぬ)と言う。役小角は全国の霊山や霊地を巡って仙道、道教、古神道、仏教を学ぶが、これに満足せず「人間完成の探求と実践こそ神仏の境地到達の道であり、国家平安、万民幸福の根本である」と悟る。難行苦行の山岳修行により龍樹菩薩(りゅうじゅぼさつ)の秘法を授かったのち、悪病や災厄、人間の欲望、煩悩を降伏させることのできる金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん)を感得。煩悩を克服した呪術家として名声が天下に届いたことで、光格天皇より神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)の名を授かり、多くの修験霊場を開山した。

毎年役尊神の縁日6月7日に最も近い土曜日、もしくは日曜日には役尊神祭があります。神仏習合の形式で行われる大変珍しい神道神示です。特別護摩供の読経の中、全参列者が玉串拝礼に参加できます。

⑥清龍の滝でお水取り

秩父今宮神社(八大龍王宮)の清龍の滝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の清龍の滝

境内右手に清龍の滝があるので御神水を頂きます。

⑦馬頭観音様に参拝

清龍の滝の裏手に馬頭観音様がいらっしゃるのでご挨拶します。馬頭観音様はあらゆる畜生類を救う観音様です。畜生道に堕ちて苦しむ人や動物霊、邪霊を供養して救ってくださいます。

⑧弁天社で参拝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の弁天社

秩父今宮神社(八大龍王宮)の弁天社

弁天社の御祭神は水を司る市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)です。仏教の弁才天と同神とされていて、国内の弁天社で祀られています。

七福神でお馴染みの弁才天様は財宝を授けてくださる神様です。特に金運や縁結び、芸能のご利益がありますが、弁才天様と龍神様は主従関係にあります。弁才天様が主になるので必ずご挨拶しておきましょう。

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高天原で須佐之男命と天照大神が誓約をした時、天照大神が須佐之男命の十拳剣(とつかのつるぎ)を噛み砕いて吹き出した霧から生まれたのが市寸島比売命。この時、多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)と田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)も生まれ、この三柱を三女神と言う。(宗像三女神の名称で親しまれている)この三女神は天照大神の「天孫を助け、子孫からお祭りされよ」という命令により北九州の玄海灘(げんかいなだ)に御鎮座します。海や水を守護する神様であることから泉や池がある神社に祀ることが多いが、神仏習合が浸透した中世以降は七福神の弁財天として崇められている。秩父今宮神社では古くから龍神池に祀っていたが、2000年に神奈川県の江島神社(日本三大弁財天)より改めて御分霊を勧請し、龍神池のそばに祠を建立し祀っている。

参拝する時は二拝二拍手の後、神恩感謝と言い、一拝します。その後、「真言を唱えさせて頂きます」と言ってから、合掌して弁才天様の真言を18回唱えるとなお良いです。(時間が許すようであれば108回)

弁才天の真言はサンスクリット語で「オーン サラスヴァティェー スヴァーハー(oṃ sarasvatye svāhā)」です。

日本語の「おん そらそばていえい そわか」よりサンスクリット語の方が出力が効くのでおすすめです。

⑨稲荷社で参拝

秩父今宮神社(八大龍王宮)の稲荷社

秩父今宮神社(八大龍王宮)の稲荷社

稲荷社で祀っているのは稲荷神(いなりのかみ)で食物や五穀豊穣を司る神様です。(稲荷大明神やお稲荷さんとも呼ばれる)

穀霊神や農耕神として崇められていて、商売繁昌・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達の御神徳が期待できます。

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秩父今宮神社では古来より宮中八神の一座として御食津神(みけつかみ)を祀っていた。 江戸時代中期には稲荷社を建て、京都の伏見稲荷大社から「正一位稲荷大明神」を勧請し、御食津神と習合させて境内摂社で祀る。 1955年(昭和30年)、御神域を児童公園として解放した時に須佐之男大神と共に仮本殿に合祀するが、2014年(平成26年)に氏子崇敬者らの厚志により、現在の位置に社殿を建立し、正一位稲荷大明神のご神霊を遷座し奉斎した。

⑩今宮坊で参拝

入り口から出て今宮坊(今宮観音堂)に移動します。今宮坊は秩父今宮神社から徒歩2分程度で着きます。

今宮坊

今宮坊

今宮坊の御祭神は聖観音神(しょうかんのんしん)で、神変自在に姿を変えて人々の苦しみの声を聴き、全てを良い方向へと導いてくれる偉大な神様です。

聖観音神、またの名を聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)と言い、一切の衆生を救ってくれる現世ご利益があります。

聖観音神を祀っている今宮坊は室町時代後期や江戸時代より始まった観音信仰巡礼の聖地になり、観音さまの愛称で親しまれています。

今宮坊の観音堂

今宮坊の観音堂

観音堂の近くに燭台と香炉があるので、まずは参拝前にろうそくと線香で献灯・献香しましょう。ろうそくと線香は観音堂の前でお受けできます。ろうそくは1本で大丈夫です。

今宮坊の燭台

今宮坊の燭台

今宮坊の線香はこのように束になって置いてあります。

今宮坊の香炉

今宮坊の香炉

お賽銭を入れ、鰐口(わにぐち)を鳴らして合掌します。お賽銭は10円玉がおすすめです。

今宮坊の観音堂の鰐口

今宮坊の観音堂の鰐口

合掌したら「仏恩感謝、仏恩感謝、仏恩感謝」と声に出して唱えるか、心の中で唱えます。

仏恩感謝とは

仏様に感謝し、仏様の発展を祈るお祈り

その後、「真言を唱えさせて頂きます」と言ってから、合掌して聖観世音菩薩様の真言を18回唱えるとなお良いです。(時間が許すようであれば108回)

聖観世音菩薩の真言はサンスクリット語で「オーン アロリキャ スヴァーハー(oṃ ālolik svāhā」です。

日本語の「おん あろりきや そわか」よりサンスクリット語の方が出力が効くのでおすすめです。

唱え終わったら一礼してお堂を離れて完了です。

ちなみに、今宮坊の左手には延命地蔵尊や

今宮坊の延命地蔵尊

今宮坊の延命地蔵尊

勢至菩薩様を祀る勢至堂もあります。右手には聖徳太子像もありますので合わせて参拝することをおすすめします。

今宮坊の勢至堂

今宮坊の勢至堂

秩父今宮神社と今宮坊のアクセスマップ

秩父今宮神社(八大龍王宮)
【住所】埼玉県秩父市中町16-10
【アクセス】秩父鉄道 御花畑駅から徒歩で7分程度
【駐車場】あり(無料)

■今宮坊
【住所】埼玉県秩父市中町25-12
【アクセス】秩父今宮神社から徒歩で2分程度

まとめ

秩父今宮神社は願望実現におすすめの神社です。龍神の中でも神格が高い八大龍王様を味方につけ、願い事をどんどん叶えていきましょう。

園善博

園 善博|この記事を書いた人

京都出身の速習法インストラクター。経営の神様と呼ばれた松下幸之助など数多くの有名企業が神仏に祈念しているのを見て「目に見えない運気を高めることが成功につながる」と考え、独立してから風水や西洋魔術、神道、真言密教、陰陽道など、多岐に渡るジャンルを先生に師事し、15年以上学ぶ。独自の「速習法」や「勉強法」を公開した書籍は10冊を超え、講師歴12年で10,000名以上の受講生を輩出。→プロフィール詳細へ

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