ダイヤモンドの効果は勝利・正義・増幅・絆です。
地球に存在する石の中で最も硬いパワーストーン「ダイヤモンド」についてまとめました。
ダイヤモンドの効果
ダイヤモンドの主な効果は次の通り。
①勝利・正義
ダイヤモンドは勝利や正義、不屈の精神、根気や忍耐を象徴する石。持ち主の意志を強め、困難を乗り越えていける忍耐力や行動力を養い、人生を成功へと導いてくれる。
②増幅
ダイヤモンドには持ち主の想念を増幅する効果がある。プラスの想念を持つことで、その想いは現実に作用する。
ネガティブな想念を持つとネガティブな現実を引き寄せてしまうこともあるが、自分を信じ成功を信じ、前向きに行動していれば、理想の未来へと導いてくれる強い味方となってくれる。
③絆
ダイヤモンドは美しい輝きと最も高い硬度を持つことから、「揺るがない愛」「永遠の絆」などを象徴する石としてエンゲージリングに最も選ばれる宝石になる。
揺るがない愛の証として恋人に贈るのはもちろんのこと、4月の誕生石でもあるので4月生まれの大切な人へ贈ったり、自分自身へのプレゼントとしてもおすすめ。
ダイヤモンドがおすすめな人
ダイヤモンドがおすすめな人は次の通り。
- 強い精神力が欲しい人
- 意志を貫きたい人
- 理想とする人生を引き寄せたい人
- 勝利の御守りが欲しい人
- 恋人へのプレゼントが欲しい人
- エンゲージリングが欲しい人
- 4月生まれの人
ダイヤモンドと相性の良い石
ダイヤモンドと相性の良い石は次の通り。
- ルビー
- ターコイズ
- サファイア
- エメラルド
ダイヤモンドの浄化方法
ダイヤモンドの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | 〇 |
流水 | 〇 |
日光浴 | 〇 |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
ダイヤモンドの豆知識
ダイヤモンドのその他の情報は次の通り。
名称の由来
ダイヤモンドはギリシャ語で「征服できない」「無敵」を意味する「adamas」が語源になったとされている。
特徴
宝石の中で最も有名な石、ダイヤモンドの特徴は硬さと輝き。地球に存在する石の中で最も硬い。硬度が最高値10ある。
屈折率が非常に高く、屈折率が高いほど輝きが増す。ほとんどの鉱物は複数の元素の組み合わせで成り立っているが、ダイヤモンドは単一の元素からなる唯一の石で、約99.95%の炭素からできている。透明で光を透過し、熱伝導率が非常に高い。電気を通さないなどの性質を持つ。
ダイヤモンドの価値は「4C」といって、
- カラット(重さ)
- カラー(色)
- クラリティ(透明度)
- カット(輝き)
の4項目よって定められる。
1カラットは0.2グラムで、カラット数が大きければ大きいほど価値が高くなる。色は透き通るような無色であればあるほど価値が高まる。色の付いたダイヤモンドは「ファンシーカラーダイヤモンド」として別の形で評価される。
透明度は評価グレードが6段階あり、インクルージョンや傷がないものほど価値が高くなる。カットのグレードは5段階あり、全体的なバランスやポリッシュ(研磨状態)、対称性を総合して、原石の良さが最も引き出されているものほど価値が高くなる。宝石として使用できないダイヤモンドは工業用として利用される。
ダイヤモンドは合成のものもある。成分的な違いはなく、見た目では天然か合成化の区別はつかない。鑑別機関で専門の機器を使用すると見分けることが可能。
歴史・伝説
ダイヤモンドは地球内部のマントルと呼ばれる深い部分(約100マイル付近)で生成され、高圧・高温が加わった炭素がマグマの噴出で一気に地表に移動することで生成される。キンバーライトという母岩から産されるが、わずか1カラットのダイヤモンドを得るのに4トンもの母岩が必要で、その中でも宝石として利用できる高品質なものは20%以下しか採れないという非常に希少性のある石。
ダイヤモンドの歴史は古く、現在見つかっている最も古いものは約45億年も前のものになる。初めて発見された場所はインドの河川だったという。紀元前7、8世紀ごろから人目に付くようになり、はじめはただの硬い石というだけの石だったが、その無類の硬さから魔除けや戦のお守りとして特に男性が身につけていた。
1475年頃にベルギーでダイヤモンドをダイヤモンドで磨く方法が発明され、それからダイヤモンドの美しさが知れ渡り、ファッションジュエリーとしての地位を確立していった。1800年代までは富裕層のみが持てる宝石だったが、南アフリカで初めて巨大なダイヤモンド鉱床が発見され、現在のダイヤモンド市場が始まり、民間人にも流通するようになった。
1900年頃には南アフリカの鉱山が世界のダイヤモンド産出量の90%を占めていたが、現在ではロシア、ボツワナ、コンゴ、オーストリアが南アフリカの産出量を上回っている。
ダイヤモンドには少し怖い逸話も存在する。
【ホープダイヤモンド】
1640年代に宝石商のダベルニエが鉱山で購入したとされるダイヤモンドをフランス王朝のルイ14世が買い取ったところ、子供と孫に先立たれる不孝に見舞われた。その後ルイ16世と王妃マリーアントワネットがこのダイヤモンドを譲り受けたところ、フランス革命によって断頭台に送られてしまった。
1830年に銀行家のヘンリー・ホープがこのダイヤモンドを入手したが、その後ホープ家は破産の道へと転がり落ちた。その後にホープダイヤモンドを手に入れた人物には次々と不幸が訪れ、最終的に個人の手を離れてアメリカのスミソニアン国立自然史博物館に保管された。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 金剛石(こんごうせき) Diamond(ダイヤモンド) |
主な原産地 | ロシア・ボツワナ・コンゴ・南アフリカ・オーストラリア・アンゴラ・カナダ・中国・ナミビア・ガーナなど |
分類 | 元素鉱物 |
化学組成 | C |
結晶系 | 等軸晶系 |
劈開 | 4方向に完全 |
硬度 | 10 |
比重 | 3.52 |
条痕 | 白色 |
光沢 | 金剛光沢 |
色 | 無色・青色・黄色・紅色・褐色・灰色・黒色など |
まとめ
ダイヤモンドの情報を探している方の参考になれば幸いです。