カイヤナイトの効果は心の解放・独立・精神安定です。
心の呪縛を解き放つ石と呼ばれるパワーストーン「カイヤナイト」についてまとめました。
カイヤナイトの効果
カイヤナイトの主な効果は次の通り。
①心の解放
カイヤナイトは「心の呪縛を解き放つ石」と言われ、過去のしがらみや固定観念など、持ち主の心を縛っている原因となるものを切り離す効果を持つ。
自分自身を縛り付けていた感情・人・物事から解放されることにより、不安や迷いが消え去り、意志が強まる。
②独立
カイヤナイトは人や物事に対する依存心や甘えを正し、独立心を高めて自立へと導いてくれるため、「親離れ、子離れの石」とも呼ばれている。
人の意見に流されず、そして周囲の目を気にすることなく、自信を持って自分の歩みたい道に進んで行くことができるようになる。
③精神安定
カイヤナイトの青色には、喜怒哀楽の感情のバランスを整え、精神を安定させる効果がある。感情の起伏が激しい人にもおすすめのパワーストーン。
カイヤナイトがおすすめな人
カイヤナイトがおすすめな人は次の通り。
- 思考や感情を一旦リセットしたい人
- 固定観念を払拭したい人
- 過去のトラウマ縛られている人
- 新しい自分を見つけたい人
- 前に進むことが不安、怖い人
- 自立したい人
- 本心を出したい人
- 意志を強く持ちたい人
- ずっと解消しきれない思いがある人
カイヤナイトと相性の良い石
カイヤナイトと相性の良い石は次の通り。
- 水晶
- ラピスラズリ
- ルチルクォーツ
- タンザナイト
- アクアマリン
- アメジスト
- ラブラドライト
- マラカイト
カイヤナイトの浄化方法
カイヤナイトの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | × |
流水 | 〇 |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
カイヤナイトの豆知識
カイヤナイトのその他の情報は次の通り。
名称の由来
カイヤナイトはギリシャ語で深い青色を意味する「Kyanos」が由来。1789年にドイツの地質学者アブラハム・ゴットロープ・ウェルナーが一度「Cyanite(サイヤナイト)」と名付けたが、その翌年に「Kyanite(カイヤナイト)」に訂正したとされている。
結晶の方向によって硬度に極端な差がある特徴から、二つの硬さを持つ石として「二硬石(Disthene)」という別名も付いている。
特徴
カイヤナイトは綺麗な深みのある青色が特徴の石。この青色はブルー・サファイアと同じ鉄とチタンによるもの。
透明度の高い高品質のものはサファイアに引けを取らない美しさを持ち、外観だけでは間違えられることもある。
和名でも藍晶石(らんしょうせき)と名付けられている。カイヤナイトは青い石というイメージが強いが、緑色や灰色など別の色もある。
結晶の方向によって硬度が変わるのが特徴で、柱状の結晶の縦方向は硬度が4で非常に割れやすく、横方向は硬度が7.5で割れづらい。加工が非常に難しい鉱物。
カイヤナイトはアンダルサイト(紅柱石)とシリマナイト(珪線石)と同じ化学組成で、結晶系が異なる同質異像(多形)の関係の鉱物。
これまでアメリカやブラジルが主な産地として有名だったが、近年ネパールで「市場価値の高いミャンマー産のブルー・サファイア」に非常に近い青色を発するカイヤナイトが発見された。現在ではネパール産のカイヤナイトが一番美しいとされ人気が高まっている。
歴史・伝説
青色のカイヤナイトは外観だけではサファイアと間違えられることが多く、以前はよくサファイアだと思ってカイヤナイトを加工し、その度に石が破損してしまうといった事例が後を絶たなかったという。
鉱物データ
別名 | 二硬石(にこうせき) |
鉱物名 | 藍晶石(らんしょうせき) Kyanite(カイヤナイト・カヤナイト) |
主な原産地 | ブラジル・アメリカ・ネパールなど |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | Al2SiO5 |
結晶系 | 三斜晶系 |
劈開 | 三方向に完全 |
硬度 | 4~7.5 |
比重 | 3.6 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 青色・緑色・灰色 |
まとめ
カイヤナイトの情報を探している方の参考になれば幸いです。