オブシディアンの効果は逆境を乗り越える・未来予知・魔除けです。
未来を見通す力があるパワーストーン「オブシディアン」についてまとめました。
オブシディアンの効果
オブシディアンの主な効果は次の通り。
①逆境を乗り越える
オブシディアンは逆境を乗り越える力を与えてくれるパワーストーン。
困難な壁が目の前に立ち塞がった時、邪念を祓い、集中力を高めて精神力を養い、的確に問題解決の道へ導いてくれる効果を持つ。
②未来予知
オブシディアンは古来より物事の本質や未来を見通す力があると信じられ、占いに使用されてきた。
持ち主に迫る危機をいち早く察知したり、持ち主が望む未来への最短ルートを指し示してくれる。
③魔除け
オブシディアンは魔除けの儀式にも使われてきた。
魔除けとしても優れた浄化効果を持つので、持ち主を取り巻くマイナスエネルギーを取り払って身を守ってくれる。
オブシディアンがおすすめな人
オブシディアンがおすすめな人は次の通り。
- 逆境を乗り越えたい人
- 新しい自分に生まれ変わりたい人
- 人間関係で悩んでいる人
- 目標達成までや望む結果を得るまで効率よく最速で進みたい人
- 何事もやる気が起きない人
- 邪念がすごい人
- 誘惑に弱く、集中力に欠けている人
- 将来が不安な人
オブシディアンと相性の良い石
オブシディアンと相性の良い石は次の通り。
- ダルメシアンジャスパー
- タイガーアイ
- スモーキークォーツ
- オニキス
- 翡翠
オブシディアンの浄化方法
オブシディアンの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | × |
流水 | 〇 |
日光浴 | 〇 |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
オブシディアンの豆知識
オブシディアンのその他の情報は次の通り。
名称の由来
大プリニウスの「博物誌」に残されている記述では、オブシディアンを発見したとされるエチオピアの「オブシウス(Obsius)」という人物の名前が名称の由来となったとされている。当時はオブシディアンではなく「オブシアナ」と呼ばれていた。
特徴
オブシディアンは流紋岩質のマグマが水中など特殊な条件下で噴出するなど、急激に冷やされることで生じる天然ガラスで「グラスラーバ(glass lava)」とも呼ばれている。
オブシディアンと言えば黒地に金色の輝きが見られる「ゴールデンオブシディアン」のイメージが強いが、黒色以外にも灰色や茶色、透明感のあるものもある。
溶岩が形成される途中で酸化鉄が含まれ、黒色と赤茶色が混ざり合った模様を持つものを「マホガニーオブシディアン」、溶岩が冷却される時に小さな結晶や微粒子が入り込んで虹色に輝く光学効果を発するものを「レインボーオブシディアン」、溶岩が冷却される過程で一度割れてしまい、再度固まって網目のような模様が生じたものを「スパイダーウェブオブシディアン」という。
溶岩が冷却される際に脱ガラス作用が生じることで白い斑点が形成されたものを「スノーフレークオブシディアン」と言い、この斑点の色は白とは限らず黄色やピンク色の場合もあり、中には花のような形をした模様を生じる「フラワーオブシディアン」と呼ばれるものもある。
歴史・伝説
天然ガラスであるオブシディアンは、割ると非常に鋭い形状になるため、先史時代より世界各国でナイフや矢尻、槍の穂先などの石器として使用されていた。日本でも後期旧石器時代から使用されていた。
古代メキシコの伝承では、アステカ族はオブシディアンの粉が入った鎮痛剤を使用していたと言い、それで傷口を包むと傷が早く治ると信じられていた。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 黒曜石(こくようせき) Obsidian(オブシディアン) |
主な原産地 | ブラジル・ギリシャ・イタリア・アイスランド・メキシコ・アメリカ・カナダ・ニュージーランドなど世界各地の火山地帯 |
分類 | 火山ガラス |
化学組成 | SiO2+CaO、Na、K他 |
結晶系 | 非晶質 |
劈開 | なし |
硬度 | 5~6 |
比重 | 2.33~2.42 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 黒色・暗緑色・灰色・茶色など |
まとめ
オブシディアンの情報を探している方の参考になれば幸いです。