オニキスの効果は魔除け・邪気祓い・縁切り・精神力強化です。
縁切りの石として有名な「オニキス」についてまとめました。
オニキスの効果
オニキスの主な効果は次の通り。
①魔除け・邪気祓い
オニキスは強力な魔除け・邪気祓いの効果を持つパワーストーン。
他人から向けられた悪意や、知らぬ間に付いてしまった邪気、自身の内から湧いてくるネガティブな思考や感情など、持ち主にとってマイナスなものを祓い、寄せ付けないように身を守ってくれる。
②縁切り
オニキスは「縁切りの石」としても有名。持ち主にとってマイナスとなる人物や出来事などの悪縁を遠ざける。
その効果は恋愛面でも発揮される。仮に好きだと思う相手でも、持ち主に悪影響を与えている相手だった場合は自然と縁が切れるように働きかけてくれる。
悪縁が断たれることで、その後持ち主にとって本当の幸せに繋がる良縁に巡り合えるようになる。
③精神力強化
オニキスには精神力を強化させる効果もある。意志や信念を強くし、集中力・判断力を高め、一度決めたことを最後までやり遂げるような粘り強い精神力を養ってくれる。
物事をいつも中途半端な状態で諦めてしまう人や、人の意見に流されがちな人にも効果的なパワーストーン。
オニキスがおすすめな人
オニキスがおすすめな人は次の通り。
- 強力な邪気払い・魔除けの御守りが欲しい人
- 縁切りをしたい人がいる人
- 相手の浮気で悩んでいる人
- ネガティブな感情が渦巻いている人
- 邪念を祓いたい人
- 意志を強く持ちたい人
- 巳年の御守り
- 獅子座、山羊座の御守り
オニキスと相性の良い石
オニキスと相性の良い石は次の通り。
- アメジスト
- ルチルクォーツ
- 水晶
- ラピスラズリ
- タイガーアイ
- モリオン
オニキスの浄化方法
オニキスの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | × |
流水 | × |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
オニキスの豆知識
オニキスのその他の情報は次の通り。
名称の由来
オニキス(Onyx)はギリシャ語で爪を意味する「Onux」が語源。本来オニキスと呼ばれていた黒色に、白色の縞模様が爪で引っ搔いたような痕に似ていることが由来。
特徴
オニキスと言えば黒一色の「ブラックオニキス(黒瑪瑙)」が最も有名で人気があり、漆黒の石と言うイメージが強かったためか、現在はブラックオニキス=オニキスとなっている。
本来のオニキスは、縞状の玉髄(カルセドニー)である瑪瑙(めのう)のうち、平行な縞状模様があるもののことを指すので、この定義からすれば黒一色のブラックオニキスは瑪瑙ではなく玉髄になる。そのため「ブラックカルセドニー」と呼ばれることもある。
元々はこの定義通りの「黒色に白色の平行な縞模様があるもの」をオニキスと呼んでいた。
徐々に黒一色のものがオニキスと呼ばれるようになり、それが一般的になりすぎたため、紅色に白色の縞目のものが「サードニクスまたはサードオニキス(紅縞瑪瑙)」と呼ばれることに因んで、本来オニキスと呼ばれていた黒白の縞目のものを「ブラック・サードニクス」と呼ぶようにもなった。
少しややこしいが、本来のオニキスは黒白の平行な縞模様があるもの、現在のオニキスは黒一色のブラックオニキスと呼ばれるもの、となっている。
また本来のオニキスの白い部分だけを削り出した「ホワイトオニキス(白瑪瑙)」も流通していて人気が高まっている。
他にもブルーオニキス、グリーンオニキス、ピンクオニキスなど様々な色のオニキスが流通しているが、ほとんどのオニキスは古来より人工処理が用いられてきた石で、現在の市場に出回っているオニキスも人工的に着色されたものがほとんど。
黒色と白色が綺麗な層状になっているものは、古くからカメオ細工の材料として用いられている。
歴史・伝説
ギリシャ神話にオニキスにまつわる伝説がある。
<オニキスにまつわる伝説>
愛と美と性を司る女神アプロディーテーがインダス川のほとりで眠っていると、恋心と性愛を司る神エロース(キューピッド)がいたずらをしようと矢を放った。その矢は眠っていたアプロディーテーの爪先に当たり、落ちた爪が川底に沈みオニキスに変わった。
鉱物データ
別名 | 黒瑪瑙(くろめのう) 縞瑪瑙(しまめのう) |
鉱物名 | 瑪瑙(めのう) Agate(アゲート) |
主な原産地 | ブラジル・アルゼンチン・オーストラリア・ドイツ・チェコ・イギリスなど |
分類 | 酸化鉱物 石英種 |
化学組成 | SiO2 |
結晶系 | 三方晶系 微晶質 |
劈開 | なし |
硬度 | 6.5~7 |
比重 | 2.55~2.70 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢・樹脂光沢 |
色 | 黒色・白色・黄色・灰色・緑色・青色・赤色・茶色など |
まとめ
オニキスの情報を探している方の参考になれば幸いです。