カルサイトの効果は精神安定・対人運・集中力・記憶力です。
色によってそれぞれ違った効果を持つパワーストーン「カルサイト」についてまとめました。
カルサイトの効果
カルサイトの主な効果は次の通り。
①精神安定
カルサイトは色によってそれぞれ違った効果を持つが、基本的には優しく大らかなパワーストーンになる。持ち主の感情を落ち着け、穏やかにしてくれる強力な精神安定効果を持つ。
②対人運
カルサイトの効果により、感情のブレが少なくなることで人とのコミュニケーションが円滑になる。相手への印象も良くなるので好感度も高まる。
③集中力・記憶力
カルサイトには集中力や記憶力を高める効果もある。試験やテストが多い受験生の御守りにも効果的なパワーストーン。
カルサイトがおすすめな人
カルサイトがおすすめな人は次の通り。
- 感情を安定させたい人
- 寛大な心を持ちたい人
- コミュニケーション能力を高めたい人
- 集中力、記憶力を高めたい人
- 活力が欲しい人
- 勉強の御守りが欲しい人
カルサイトと相性の良い石
カルサイトと相性の良い石は次の通り。
- シトリン
- パイライト
- ブラッドストーン
- アゲート
- アマゾナイト
カルサイトの浄化方法
カルサイトの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | × |
流水 | × |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
カルサイトの豆知識
カルサイトのその他の情報は次の通り。
名称の由来
カルサイトはラテン語で石灰を意味する「calcit」が語源。
特徴
カルサイトは石灰岩の主成分となる鉱物で、アラゴナイト(霰石)と同質異像の関係にある。カルサイトとアラゴナイトは見た目で判別するのは不可能と言えるほど似ていて、アラゴナイトとして産されたものが時間が経つにつれてカルサイトへと変化する場合もある。大理石や鍾乳洞にできる鍾乳石などもカルサイトから成る岩石。
カルサイトは2つの特殊な性質を持つ石。1つはある特定の方向に割れやすいという劈開性が強く、割る度にマッチ箱を押しつぶしたような平行六面体になる。衝撃に非常に弱く、宝飾品としては扱いにくいとされる石になる。もう1つはカルサイト(無色透明のもの)を通して文字や物を見ると二重に見えるという性質で、この性質のことを複屈折と言う。
結晶の外観も変化に富んでいて、板状・柱状・菱面状・針状・犬牙状・釘頭状などの形態がある。純粋なカルサイトは無色透明か白色だが、含まれる成分によって様々なカラーバリエーションがある。鉄分を含んだものは黄色、マンガンを含んだものはピンク色、ニッケルを含んだものは緑色、コバルトを含んだものは薄赤紫色、ストロンチウムを含んだものは青色となる。
カルサイトの中で透明度が高く良質なものを「アイスランドスパー(氷州石)」または「オプティカルカルサイト」と呼ぶ。
歴史・伝説
古くは体の熱を上げるための石薬としてカルサイトは使われていた。中世ヨーロッパではバイキングらが航海の際、カルサイトの複屈折を利用して羅針盤のように利用していたという。
日本で鉱業的に採掘しているものは大理石としての産状のものに限られている。埼玉県の秩父にある二子山では無色透明の美しいカルサイトが産されている。理科の実験にもよく使用される石になる。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 方解石(ほうかいせき) Calcite(カルサイト) |
主な原産地 | メキシコ・アメリカ・アイスランド・ブラジルなど世界各地 |
分類 | 炭酸塩鉱物 |
化学組成 | CaCO3 |
結晶系 | 六方晶系 |
劈開 | 三方向に完全 |
硬度 | 3 |
比重 | 2.7 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 無色・白色・黄色・橙色・ピンク色・青色・緑色など |
まとめ
カルサイトの情報を探している方の参考になれば幸いです。