クリソコラの効果は精神安定・良縁・生命力・悪習慣改善・健康運・母性愛です。
幸運と繁栄を象徴するパワーストーン「クリソコラ」についてまとめました。
クリソコラの効果
クリソコラの主な効果は次の通り。
①精神安定
まるで小さな地球のようなクリソコラは自然との繋がりが強く、感受性を豊かにし、深い愛情を育み、心を穏やかにしてくれる。
②良縁
クリソコラを持つと周囲の人に対して慈しむ気持ちが増し、自然と優しく寛大な態度で接することができるようになり、人間関係が良好になる。
美意識や魅力も高り、自然と良縁が引き寄せられるようになる。
恋愛面では幸せな恋愛や結婚に繋がるような出会い、仕事面ではビックチャンスに繋がるような出会いが期待できる。
③生命力
クリソコラの持つ自然のエネルギーは持ち主が持つ能力を成長させる効果があり、何事に対しても自信を持って行動していけるようになる。
④悪習慣改善
クリソコラを持つと自然の摂理やエネルギーの流れに従うよう促してくれる。不眠や昼夜逆転の生活など、乱れがちな生活習慣を改善することができる。
地にしっかり足を着けた生活を送れるようになり、心身のバランスを整えることができる。
⑤健康運
クリソコラはストレスなどのマイナスエネルギーを吸収してくれるので、健康のお守りとしても最適なパワーストーン。
⑥母性愛
クリソコラは「母なる大地」の象徴とも言われ、母性を高める効果や女性性を活性化させる効果を持つ。
クリソコラがおすすめな人
クリソコラがおすすめな人は次の通り。
- 人間関係を良好にしたい人
- 良縁を呼び寄せたい人
- 情緒を安定させ穏やかになりたい人
- ストレスを癒したい人
- 健康のお守りが欲しい人
- 自然との繋がりを感じたい人
- 生活リズムを整えたい人
- 不眠症を改善したい人
- 自分の持つ能力を高めたい人
クリソコラと相性の良い石
クリソコラと相性の良い石は次の通り。
- ラピスラズリ
- 水晶
- シトリン
- アズロマラカイト
- ルチルクォーツ
- ターコイズ
クリソコラの浄化方法
クリソコラの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | × |
流水 | × |
日光浴 | 〇 |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
クリソコラの豆知識
クリソコラのその他の情報は次の通り。
名称の由来
クリソコラはギリシャ語で金を意味する「chrysos」と、接着(つなぐ)を意味する「kolla」に由来している。紀元前315年にギリシャの哲学者テオフラトスが名付けたとされている。
ただ、現在クリソコラと呼ばれる鉱物が金を接着するような用途として使われていたとは考えられないため、何か他の鉱物と混同されたのではないかという説と、クリソコラには古くから金を増やす力があると信じられていたため「金を繋げる」という意味で名付けられたのではないかという説がある。
特徴
クリソコラはまるで宇宙から見た地球のように、鮮やかな青色や緑色が混ざり合った模様が特徴の石。
和名で「珪孔雀石(けいくじゃくせき)」と言い、マラカイト(孔雀石)の炭酸が珪酸に置き換わったような組成で、マラカイトやアズライトなどと共に産されることが多い。
硬度が低いためそのまま宝石として扱うにはもろく、通常は樹脂を浸透させて強度を高めてから加工する。
アメリカのアリゾナやペルーの限られた場所でのみ採掘される「ジェムシリカ」は、クリソコラに石英(クォーツ)が浸透したものになる。
クリソコラは不透明な石だが、石英が浸透することで透明度が出て硬度も高くなる。希少価値が高く人気の石。
もう一つクリソコラが含まれた希少な石として「エイラットストーン」がある。エイラットストーンはクリソコラ以外に、マラカイト、アズライト、ターコイズなどの鉱物が混在した石で、イスラエル最南端の都市エイラートにあるティムナ渓谷(ティムナ国立公園)でしか採掘されない希少な石になる。
歴史・伝説
クリソコラは銅を取る鉱石として使われていた。銅や金を溶かす際にクリソコラを加えると濃い色の合金ができることから、金が濃厚になったと思い込まれ「金を増やす石」だと信じられていたという。
ただし、当時のクリソコラと現代のクリソコラが同じものだったかは定かではない。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 珪孔雀石(けいくじゃくせき) Chrysocolla(クリソコラ) |
主な原産地 | ペルー・イギリス・ロシア・アメリカ・メキシコなど |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | (Cu,Al)2H2Si2O5(OH)4·nH2O |
結晶系 | 単斜晶系 |
劈開 | なし |
硬度 | 2.5~3.5 |
比重 | 1.9~2.4 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 青色・青緑色・緑色 |
まとめ
クリソコラの情報を探している方の参考になれば幸いです。