アンドラダイトの効果は行動力・才能開花・ビジネスサクセス・男性性支援です。
「成功、知性、勇気、金運を暗示する石」と言われるアンドラダイトについてまとめました。
アンドラダイトの効果
アンドラダイトの主な効果は次の通り。
①行動力
アンドラダイトを身に付けることで行動力・継続力・活力が高まる。
限界だと思っていた壁を突破する力、自分が本当に目指したい場所へ到達するための力を与えてくれるパワーストーンで、どんな現実でも力強く生き抜いていけるようになる。
②才能開花
アンドラダイトは大胆で斬新な「アイデアを具体化させる能力を高める」効果がある。新しい道を切り開く先駆者として活躍したい人、独自性が欲しい人におすすめ。
③ビジネスサクセス
アンドラダイトにはビジネス運を向上させる効果がある。仕事でビッグチャンスをつかみたい人、事業を成功させたい人の御守りとしても役立つ。
④男性性支援
アンドラダイトは男性性を支援するエネルギーを持つ。
基本的には男性に効果的な石だが、ビジネスで成功したい、男社会の中で活躍していきたい女性には向いている石だと言える。ただし、女性が身に付けると思考や行動が男性的になる可能性もあるので注意が必要。
アンドラダイトがおすすめな人
アンドラダイトがおすすめな人は次の通り。
- ビジネスで成功したい人
- 限界の壁を突破したい人
- アイディアを具体化する力が欲しい人
- 行動力が欲しい人
- 継続力が欲しい人
- 仕事運、金運を上げたい人
アンドラダイトと相性の良い石
アンドラダイトと相性の良い石は次の通り。
- アメジスト
- ガーネット(オレンジ)
- ラブラドライト
- サンストーン
- ローズクォーツ
アンドラダイトの浄化方法
アンドラダイトの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | 〇 |
流水 | 〇 |
日光浴 | × |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
アンドラダイトの豆知識
アンドラダイトのその他の情報は次の通り。
名称の由来
「アンドラダイト」の名称は、ブラジルの政治家であり鉱物学者のジョゼ・ボニファチオ・デ・アンドラダ・エ・シルヴァ(José Bonifácio de Andrada e Silva)の名前が由来している。
特徴
アンドラダイトは和名で「灰鉄柘榴石(かいてつざくろいし)」と言うが、その名の通りカルシウムと鉄を主成分にしたガーネット(柘榴石)グループの一種。
アンドラダイトは光の分散率が0.057で、ダイヤモンドの分散率0.044よりも高く、インクルージョンが少ない高品質のものだとダイヤモンド以上の輝きを有する。
数あるガーネットの種類の中で最も希少なグループで、特に鮮やかな緑色をした「デマントイドガーネット」はガーネットの中で最高ランクと言われている。
他の緑色の宝石とも一線を画す美しい輝きがあり、高品質のエメラルドと同じカラットで比較しても倍以上の価格評価を得ることがある。高品質のものは極々稀にしか産出されない。
黄色のアンドラダイトは「トパゾライト」と呼ばれ、デマントイドガーネットよりも産出量が少なく希少。
チタンを含んだ黒色のアンドラダイトが2種あり、チタンの比率が鉄を上回ったものを「ショーロマイト」、上回らないものを「メラナイト」と呼ぶが、肉眼での区別は不可能と言えるほど酷似している。
この他、表面が虹のような色彩を示す遊色効果(イリデッセンス)が見られる「レインボーガーネット」と呼ばれるアンドラダイトがある。
もともと産出量が少ない上に採掘権をめぐる問題から採掘が進んでいない。レインボーガーネットは幻のガーネットとも言われている。
歴史・伝説
アンドラダイトは1868年にアメリカ・ウィスコンシン州中西部に位置する都市オークレアのドラメンという町で発見された。イリデッセンスを有するレインボーガーネットは1943年にアメリカのネバダ州で発見された。
その後1980年代にメキシコのソノラ州でも新たに鉱脈が見つかり、レインボーガーネットの主要産地はメキシコになったが、その後の研究でメキシコ産のレインボーガーネットはグロッシュラー(灰礬柘榴石)が混在したガーネットであることが判明。
その後2004年9月に奈良県吉野郡天川村の行者還岳と川迫鉱山で、純粋なアンドラダイトの成分に近いレインボーガーネットが発見され話題になった。
天川村で産出されるレインボーガーネットは高品質のものが多く、特に行者還岳で発見されるものはイリデッセンスがとても鮮やかで美しく「スーパーレインボーガーネット」とも呼ばれている。
しかし、一部の鉱物愛好家や業者などが無断で鉱山に立ち入り、石を採取してしまうという問題が生じて採石が禁止になってしまった。現在流通しているものは禁止される以前に採石された石のみとなっている。
鉱物データ
別名 | - |
鉱物名 | 灰鉄柘榴石(かいてつざくろいし) Andradite(アンドラダイト) |
主な原産地 | ノルウェー・ロシア・ナミビア・イラン・イタリア・アメリカなど |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | Ca3Fe3+2(SiO4)3 |
結晶系 | 等軸晶系 |
劈開 | なし |
硬度 | 7 |
比重 | 3.9 |
条痕 | 白色 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 赤褐色・黄緑色・黒色 |
まとめ
アンドラダイトの情報を探している方の参考になれば幸いです。