ギベオンの効果はグラウンディング・生命力・変革・改革・健康運・魔除けです。
非常に強い宇宙エネルギーが宿るパワーストーン「ギベオン」についてまとめました。
ギベオンの効果
ギベオンの主な効果は次の通り。
①グラウンディング
ギベオンは特にグラウンディング力を高める効果に優れている。すべての物事において強い意志を持ち、地に足を着けた行動を取っていけるようになる。
②生命力
ギベオンを含め、隕石には非常に強い宇宙エネルギーが宿っている。
約40億年前から存在すると言われるギベオンは高い波動を持ち、生命力に繋がる活力を魂の底から湧きたたせてくれるパワーストーンになる。
③変革・改革
ギベオンは変革や改革をもたらす。これまで見えていた世界観や意識、考え方などが一新し、魂レベルで新しい段階へと昇っていくことができる。経営者やリーダー的立場の人におすすめのパワーストーン。
④健康運
ギベオンは山や海、川、太陽や月など大自然が持つ浄化効果を持ち合わせている。心や体を癒してくれる健康運のお守りとしても最適。
⑤魔除け
ギベオンは邪気などの悪い氣から身を守ってくれる魔除けとしても最適なパワーストーンになる。
ギベオンがおすすめな人
ギベオンがおすすめな人は次の通り。
- グラウンディングを高めたい人
- 意志を強く持ちたい人
- 今の自分を変えたい人
- 自分の持つ能力をもっとレベルアップさせたい人
- マイナスなエネルギーを浄化したい人
- 大自然に包まれたような癒しが欲しい人
ギベオンと相性の良い石
ギベオンと相性の良い石は次の通り。
- モルダバイト
- モリオン
- ラピスラズリ
- スギライト
ギベオンの浄化方法
ギベオンの浄化方法は次の通り。
セージ | 〇 |
水晶 | 〇 |
塩 | 〇 |
流水 | 〇 |
日光浴 | 〇 |
月光浴 | 〇 |
音叉 | 〇 |
ギベオンの豆知識
ギベオンのその他の情報は次の通り。
名称の由来
ギベオンはナミビア共和国ハルダブ州のギベオンという地域で初めて発見された隕石だったことが由来している。
特徴
ギベオンは主に鉄とニッケルから成る鉄隕石(メテオライト)。鉄とニッケルを多量に含むオクタヘドライト型隕石にみられる特有のウィドマンシュテッテン構造を持つ。
ウィドマンシュテッテン構造とは、神秘的な細かい網目模様の結晶構造のこと。鉄隕石の生成過程で超長期間かけて冷却されることでニッケルが結晶化し、分離することによってできるものになる。300℃~900℃で100.000気圧という環境下で生成されるのに100万年以上かかるとも言われている。
隕鉄を切断し、酸によるエッチングを行った上で研磨すると、ニッケル結晶の特徴的な形状が観察できる。ニッケル結晶の大きさが数センチメートルにも及ぶこの構造は、現在のところ人工的には作り得ないとされている。
一般的にギベオンの加工品は美しい銀色をしているものが多いが、これは錆を防ぐため、そして独特な模様を美しく見せるためにロジウム等でコーティングされている状態になる。
ギベオンはすでに採掘されておらず、流通しているのは過去に採れたもののみで希少価値が高まっている。
アルゼンチン産の同じ鉄隕石であるカンポ・デル・シエロをギベオンとして販売していることもあるが、価値は全く異なる。
歴史・伝説
ギベオンは1836年にナミビア共和国ハルダブ州のギベオンという地域で発見された。発見される前にも現地人は槍などの武器として使用していた。
約4億5千万年前に落下したと考えられるこの隕石は、年代測定(放射年代測定)したところ約40億年ものだという。
2004年にナミビア政府によって管理され、現在は採掘もされておらず、希少価値がどんどん高まっている。ロレックスが腕時計の文字盤に採用したことでも有名な隕石。
ギベオンの特徴であるウィドマンシュテッテン構造は、1808年にオーストラリア人の科学者であるベッカー・ウィドマンシュテッテンが発見したため、このような構造名が付けられた。
しかし実際はイギリスの地質学者G・トムソンが1804年に同構造を発見し、フランス語の論文を発表していたという。それにも関わらずウィドマンシュテッテンの名称が付けられたのは、1806年にトムソンが急逝してしまい、英語での論文の執筆がなかったことが原因ではないかと考えられている。
鉱物データ
別名 | ギベオン隕石 ギボン隕石 |
種類 | 鉄隕石(てついんせき) Iron Meteorite(アイアンメテオライト) |
発見場所 | ナミビア・ハルダプ州 |
発見日 | 1836年 |
落下日 | 約4億5千万年前 |
座標 | 南緯25度20分、東経18度00分 |
構造的分類 | 細粒オクタヘドライト |
化学成分 | 鉄・ニッケルなど |
総回収量 | 26000㎏ |
まとめ
ギベオンの情報を探している方の参考になれば幸いです。