【保存版】お水取りのご利益と効果的な使い方｜御神水のおすすめ一覧

お水取りとは、神社などで湧き出ている御神水（御霊水）を頂き、その御神水を使って「心身の浄化」と「良い氣の充電」をする開運方法の1つです。

神社は古から神様が鎮まる場所で、御神域から溢れ出る御神水には「神様のエネルギー」が入っています。

御神水を頂くことにより簡単に運氣改善ができるので、御神水が湧き出る神社に訪れた時は御神水を頂くことをおすすめします。

この記事では、お水取りのご利益や効果的な御神水の使い方、御神水を頂ける神社・水汲み場の一覧などをまとめました。

天上界の霊水「天の真名井の水」の水汲み場もご紹介していますのでお水取りをする時の参考にしてみてください。

お水取りのご利益

お水取りのご利益は一般的に「病気平癒・身体健全・長命」などがありますが、浄化の効力で神様のエネルギーを受け取りやすくなるため、「金運招福・大願成就・良縁成就」など幅広い恩恵があります。

人は日常生活の不満や不安、嫌なこと、他者の想念、土地や空間の汚れなどにより、本来清浄（しょうじょう）であるべき身体や心、魂のエネルギー状態が乱れてしまうことがあります。

これを邪気が溜まると言い、神道では穢（けがれ）とも言います。

人の氣力（元氣）や霊氣が弱まって運氣が下がると、不運な出来事や貧乏、病気などあらゆる悪い事象が現実世界で起こります。

悪い事象を回避、もしくは好転させることができるのが、伊邪那岐神（いざなぎのかみ）が黄泉の国から戻った時に行った「禊（みそぎ）・祓い」です。

神様の御神氣が宿る御神水を使うと日常で簡単に禊や祓いができるので、自らを祓い清め、運氣を上げることができます。

御神水の効果的な使い方

御神水の効果的な使い方はこちらです。

飲用する場合はコップに普通のお水を注ぎ、ペットボトルのキャップ一杯分ほどの御神水を加えます。そうすると御神水の波動がお水にもうつるので、そのお水を頂けばOKです。

生水に抵抗がある場合は一度煮沸をしてから使用するか、ご飯を炊く時や汁物、煮物、鍋料理などに使ってみてください。

体内に入れることに抵抗がある方はお風呂に入れたり、化粧水に混ぜて使うのもおすすめです。

お風呂に入れる場合は湯船にペットボトルのキャップ一杯分ほどの御神水を入れてから入浴すると、禊の効果があるので霊的な汚れが浄化されます。（罪や穢れを落とし清らかになる）

化粧水で使う場合は特に眉間あたりや手首の内側、耳の裏につけるとすばやく御神水のエネルギーを吸収できます。

御神水を混ぜたお水を家の敷地に撒いたり、家の床やドアなどの掃除に使えば空間を浄化することもできるので、自分に合った使い方で御神水を活用してみてください。

なお、余った御神水は冷蔵庫で保管すればOKです。

お水取りをする時のポイント

お水取りをする時のポイントは３つあります。

①お水取りの前に神様にご挨拶する

お水取りをする前に祀られている神様にご挨拶します。参拝する前に御神水を頂くのは神様に対して失礼にあたるので気をつけましょう。

御神水を頂く時の基本的な参拝方法は次の通りです。

水汲み場にお賽銭箱がある場合はお賽銭を納めますが、お賽銭箱がない場合はそのまま御神水を頂いて大丈夫です。

まれに御神水の中へお賽銭を入れる方もいますが、御神水を穢す原因になるのでやめましょう。

詳しい神社の参拝方法はこちら↓を参考にしてみてください。

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②お水取りをする容器は手軽な物にする

神社によっては御神水を入れる容器を頂ける神社もありますが、容器を置いていない神社の方が多いので、手軽な500mlのペットボトルなどを持っていくのがおすすめです。御神水をサッと入れることができますし、持ち帰るのも楽なので便利です。

2ℓや4ℓなどのポリタンクで多めに御神水を頂く場合は汲むのに時間がかかるので、他の方に迷惑がかからないようにしましょう。

なお、「光を遮断する容器に入れないとエネルギーが抜ける、もしくは効果がなくなる」という情報もありますが、神様の御神氣が宿る御神水のエネルギーは簡単に抜けることはありませんし、そもそも太陽の光は万物を守り育てる天照大御神（あまてらすおおみかみ）のエネルギーです。

光が当たることで御神水のエネルギーが抜けたり効果がなくなることはないので、ペットボトルなど透明な容器で頂いて大丈夫です。

③神社に迷惑をかけない

神社によってはお水取りを禁止している場合があります。

「神社境内におけるお水取り（持ち帰り）を禁止します。」などの案内がある時は、ルールを守って神社に迷惑がかからないようにしましょう。

御神水を頂ける神社では、

• 「御神水」
• 「御神水はご自由にお汲み取りいただけます。」
• 「【御神水】境内の〇〇よりお取り下さい。〇〇の霊水を汲み上げています。」

などの案内があることが多いので御神水を頂く時の目安にしてください。

御神水を頂ける神社・水汲み場一覧

神様の御神氣が宿るおすすめの御神水をご紹介します。

天上界の霊水「天の真名井の水（あめのまないのみず）」とその他の御神水と分けてご紹介しますのでお水取りをする時の参考にしてみてください。

なお、御神水の汲み場に「生水では飲用しないでください」など注意書きがある場合は必ず守りましょう。

①天上界の霊水「天の真名井の水」一覧

天の真名井（あめのまない）とは、清浄な水に付けられる最大級の敬称です。天の真名井の水は古来より護符を書くためのお水としても使われてきました。

天の真名井の水を汲むことができる有名な神社には、京都府宮津市にある元伊勢籠神社（もといせこのじんじゃ）の奥宮 真名井神社（まないじんじゃ）があります。

真名井神社には天村雲命（あめのむらくものみこと）が天上界から持ち降ったと伝わる「天の真名井の水」が湧き出ていて、神々が使われるお水として太古より大切に扱われ崇められています。

この水は籠神社海部家三代目の天村雲命が神々が使われる「天の眞名井の水」を黄金の鉢に入れ、天上より持ち降った御神水です。天村雲命はその水を初めに日向の高千穂の井戸に遷し、次に当社奥宮の眞名井原の地にある井戸に遷しました。その後、倭姫命によって伊勢神宮外宮にある上御井神社の井戸に遷されたと伝えられています。出典 籠神社

真名井神社の詳しい情報はこちら↓を参考にしてみてください。

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真名井神社以外にも真名井の水、真名井の井戸、真名井の滝と呼ばれる天の真名井の水が溢れ出る御神域が日本各地にあります。

真名井の水が頂ける神社・水汲み場はこちらです。（京都府、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、徳島県、山口県、福岡県、宮崎県のみ）

②御神水のおすすめ一覧

天の真名井の水以外の「神様の御神氣が宿るおすすめの御神水」をご紹介します。（秋田県、宮城県、山形県、福井県、岐阜県、岡山県、広島県、香川県、高知県、長崎県、沖縄県を除く）

なお、基本的に御神水を自由に頂ける神社が多いですが、お水取りの初穂料がかかる神社もあります。

お水取りと日本の歴史

私たちが住む日本は豊葦原（とよあしはら）の瑞穂（みずほ）の国と呼ばれる「お水に恵まれ稲作が豊かに実り栄える国」です。大地から溢れる、そして天空から降り注ぐお水は万物の命の源でもあります。

御神域から湧き出す御神水は古来より邪気を祓うもの、人々に恵みをもたらすもの、万物を育む霊水として仰がれてきました。

神社ではお祓いやお清め、神事などにも使われていて、特に神田（しんでん/かんだ）がある神社では稲作に欠かせないお水を重宝しています。

私たち日本人にとってお水やお米（穀物）は単なる飲食物としてだけではなく、神様と人とを結ぶお供え物でもあったので古来よりとても大切に扱われてきました。

ちなみに日常で良く使う「水に流す」という言葉の由来は禊（みそぎ）から来ていて、お水の浄化の効力を象徴しています。一般的に相手との関係性を新しくする（精神的に許す）意味で使われます。

風水の祐気取りとお水取り

九星気学を用いて方位・月日・時間・距離などを調べ、最大吉方もしくは大吉方の方位にある神社仏閣などでお水取りやお砂取りをしたり、その方位へ旅行に行ってその土地のエネルギーや産物を食べて良い氣を吸収する開運法のことです。

祐気取りをするには「年盤・月盤・日盤・時盤」で最大吉方となる日を割り出すなど九星気学の知識が必要なのはもちろんのこと、次のようなルールもあるので簡単にできることではありません。

• 方位を間違うと効果なし（方位のエネルギーを得られない）
• 自宅から直線距離で100km前後以上の場所が望ましい
• 早朝から日中の時間帯にお水を汲む（深夜は避ける）
• 9日間飲用する

御神域や御神水には「神様のエネルギー」が宿っています。祐気取りではなく近くの神社に御神水を頂きに行くだけでも十分運氣改善ができるので、手軽にできるお水取りの方をぜひ試してみてください。

まとめ

お水取りは手軽に運氣改善ができるおすすめの方法です。日頃から神様のエネルギーが宿る御神水を頂き、幸運を引き寄せていきましょう。